【第1回】そもそも留学って何?【語学留学編】

留学留学ってみんな言うけど

そもそも留学ってなんやねん。

 

って思われる方は少ないと思いますが、

実際留学が何かよくわかってない人が多いはずです。

 

「留学」という言葉に憧れたり、

「意識高い系」、

「グローバル」、

英語ペラペラになって帰ってくるイメージだったり。

 

なんとなくわかっているようでわかっていないことが多いです。

実際何してるかなんて行ってみないとわからない割には、

憧れたりもします。

 

今回はそもそも留学って何するもので、

どんな種類があるのかを紹介したいとお思います。

 

留学とは

まず留学の定義を調べると、

その地、特に外国に、かなり長期間とどまって勉学すること。

と出てきます。

思ったよりサッパリしていますね。

 

それもそのはず。

留学の定義とは特に定まっていません。

ある特定の場所に長期間滞在して何かを学ぶ行為ということになります。

 

学びにいけば留学となる訳ですが、主にいくつかの制度があります。

 

どんな留学の種類があるのか見てみましょう。

  • 語学留学
  • 交換留学
  • 認定留学
  • 現地の大学に入学する
  • 専門スキル・スポーツ留学(これに関しては詳しくないのでいつかまとめます。)

 

今回は語学留学について見ていきます。

 

語学留学

一般的に皆さんが想像するような留学とは、

この「語学留学」のことを指すので一番わかりやすいと思います。

海外に行って現地の学校に行って、

「英語を学んで帰ってくる」といったイメージです。

 

では実際彼らは何をしているのでしょうか。

今回は英語圏について話していきます。

(私の経験からまとめてみたので一つの意見だと思っていただければと思います。)

 

内容 英文法から会話やプレゼンテーションまで幅広く英語の練習をする
コース

ベーシックコースから試験対策、ビジネス英語、進学準備まで様々

コース英文法から会話やプレゼンテーションまで幅広く英語を勉強する

期間 1ヶ月〜数年
場所 語学専門の学校や大学付属の学校

主にアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージランド・アイルランド

フィリピンやフィジーといった選択肢もある

通常、入学時にクラス分けテストを受け、似たような能力を持った人と一緒に学んでいきます。期間が長ければ能力が上がるにつれて上のクラスに上がっていきます。コースによっても様々ですが、主に話す、聞く、書く、読む能力を総合的に上げていく内容となります。

 

メリット
  1. 英語力がなくても留学できる
  2. 英語だけに集中できる環境に入れる
  3. 特段忙しくないので十分に遊べる
  4. 事前準備が少ない
  5. 色々な国籍の人と会える
デメリット
  1. 期間に対して費用が割高
  2. 日本人が多い場合が多い
  3. 超基礎的なとこから勉強するところもあるので退屈な場合もある
  4. 期待するよりペラペラにはなれない
  5. 現地人と触れ合う機会が少ない
こんな人に向いてる
  1. とりあえずなんでもいいから海外に長期滞在してみたい人
  2. 正直勉強よりも課外活動を楽しみたい人 

個人的感想:

最大のメリットはすぐに海外経験できることではないでしょうか。

語学を学びに行くので、語学力が要求されないことも多いです。

その分事前準備が他の留学に比べて少なく、

論文も書くことがないので授業の準備以外はあまり忙しくない印象です。

 

しかし正直なところ、本当に英語の勉強をしたい人には向いていないかもしれません。

私の友達にも海外に来てクラスも日本人だらけで結局遊んで帰った人をいっぱい見てますし、

もちろん英語はあまり上達しないままです。

授業内容もやろうと思えば日本国内でも勉強できるような内容であることも多いです。

それに対して1ヶ月数十万円払うので、実はコスパはあまり良くないです。

 

逆に言えば遊びたい人にとっては絶好のチャンスかもしれません。

「英語力なんて表向きの理由で、実際には長期海外旅行の気分だ」

と言った方が清々しくてむしろ良いと思います。

課外活動に精力的に取り組むことで自ずと言葉の通じない国で

生きていける能力がついてる人もいっぱい見てきました。

 

目的はなんであれ、楽しむことが大事です。

 

語学留学は特別な目的がない限り

人がまず最初に目指すものだと思いますが、

むしろ語学留学は世界的にみてもマイナーな部類の留学です。

 

世界では(特に欧米では)留学は言語だけを学びに行くような

ものではないと言うのが一般的です。

ヨーロッパの人はそもそもある程度英語が話せると言うのが

その理由の一つですが、

何か自国では学べないことを学びに行くと言う考え方が普通だからです。

 

そう言う意味でも、「とにかく海外で遊びたい」

といった一見不純そうなモチベーションの方が

むしろ「海外でしかできないこと」に対して純粋なのかもしれません。

 

もちろん欧米の考えが全てが正しいとは言いませんが、

そこでしかできないことに時間もお金もかける考え方には

私も賛成です。

 

もしも本気で英語を勉強したいのであれば、 

日本人が少なく、授業のレベルも高めのところに行く。

あるいは、

日本である程度英語力をつけて、

その英語力で何かを学びに行く。

の方が私は良いと思います。

現地人もたくさんいますし、留学生もたくさんいるので

まさにグローバルです。

 

留学生が憧れる「グローーーバル」です。

 

 

 

と言うことで、次回は現地の学生に混じって授業を受ける

「交換留学」と「認定留学」について。

 

 では。

ありがとうございました。